身元保証の専門家　身元保証相談士

身元保証人とは、病院へ入院される際や介護施設へ入居する際に身元を保証してくれる人のことをいいます。昨今では核家族化が珍しくなくなり、身元保証人を頼めるご家族がいらっしゃらないという方が増えている現状を受け、いきいきライフ協会®知多では、身元保証業務の有資格者である身元保証相談士が依頼者様の身元保証業務を承っております。

また、ご家族がいても“申し訳なくて家族にはお願いできない”とお考えになる方からのご依頼もお受けしております。
ここからは知多・大府・美浜・南知多の皆様に身元保証相談士についてご説明いたします。

身元保証相談士は以下の要件を満たした者に認められる民間の資格です。

• 身元保証の仕組みや身元保証に関する法律を習得している
• 介護、葬儀等の知識や能力を有している

身元保証相談士の資格は業務内容の難易度によって1級と2級に分かれており、専門的な知識が要求される１級には、原則として弁護士、司法書士、行政書士等、法律分野の国家資格所持者のみ受験資格が得られます。身元保証相談士に関する検定および資格の付与は身元保証相談士協会が責任を持って執り行います。

高齢化の進んだ現代では身元保証に関するサービスが次々と誕生していますが、新しいサービスであるがゆえ中には独自のルールで運営する問題のある団体もあります。“身元保証人から預かったお金を身元保証会社が不正利用する” “運営状況が不透明である”などといった悪質な身元保証団体をしっかりと見極める目を持つことが大切です。

身元保証サービスを依頼する際は以下のような団体に注意しましょう。

• 報酬に関する基準を設けていない
• 身元保証業務の範囲が曖昧である
• 寄付によって運営されている
• 契約内容が適正に進められていない　等

身元保証相談士協会に所属するいきいきライフ協会®知多では、法律に基づいた身元保証業務を担うため、公平な立場にある公証人を介して公正証書による契約書を作成していますので安心してお任せ下さい。

また、いきいきライフ協会®知多では適正な報酬基準を設けており、利用者にとって安心できる健全な運営になるような仕組みを整えております。寄付による運営は不透明で曖昧な業務になるとの考えから、ご利用者様から寄付を募ることはありません。

身元保証相談士協会認定の身元保証相談士は、以下の4つの方針を軸として、身元保証業務を行います。

（１）6つの公正証書を作成し、契約時には専門家が関与します。

ご家族やご親族以外の第三者が身元保証業務を行うためにはご本人と委任契約を行わなければなりません。法律に沿った各種権限についてご依頼者から委任していただいたうえで契約をおこなう必要があるため、いきいきライフ協会®知多では公正証書による6つの契約書を作成しています。

（２）財産管理を行うため第三者機関を介して信託口座を開設します。

葬儀や死後に発生する事務手続きの際に必要となる費用を、お客様専用の信託口座でお預かりします。いきいきライフ協会®知多では、依頼者の口座は信託会社を利用し預託金を個別に保管・管理いたします。なお、お預かりした口座は原則、ご逝去後のタイミングまでロックします。

（３）身元保証相談士の管理については身元保証相談士協会が監督、サポートします。

不正防止の確認のため身元保証業務の報告を徹底し、適切な身元保証業務遂行のため身元保証相談士協会が身元保証相談士の業務サポート、定期的な管理、およびチェックを行います。

（４）寄付金によらない業務運営

いきいきライフ協会®知多など、身元保証相談士協会に所属する身元保証相談士は、原則ご依頼者様からの寄付をお断りしています。寄付に頼らない適切な事業運営が行われるよう身元保証相談士協会が管理しています。