軽費老人ホームへの入居を希望する方からのご相談
ご相談者様から電話でのご相談(当協会編集)
このご相談はご両親はすでに他界されておられた、70代前半の男性からのものです。
ご相談者様は生涯独身で、築50年以上になる賃貸アパートで暮らしていました。地震でアパートの一部が壊れてしまったため、大家さんの指示で退去することになってしまいました。
ご高齢であったためこれからは高齢者施設に入居することに決めました。いくつかの施設をあたってみたところ、施設側から身元保証をしてくれる人を用意するようにいわれてしまいお困りで、協会にご相談の電話をくださいました。
再度賃貸アパートに住むことも検討しなければならないかとお困りでしたが、ご高齢であることから契約条件を満たすことができず、このままでは住む家がないと早急な対応を求めていらっしゃいます。
将来動けなくなってからでは遅いとはいえ、現在介護を必要としているわけではないため、どのような施設がいいかということも悩んでおられました。
ご相談者様は現在は介護を必要としていないため、外出等の制限なく暮らしたい、食事は基本的に3食用意してほしいという2点が入居時のご希望でした。
協会の回答
協会では、年金を利用する「軽費老人ホーム」への入居をご提案いたしました。
軽費老人ホームは、基本的に60歳以上で介護を必要としない、ご自身で生活ができる方を入居の対象とした施設です。自由に外出できるだけでなく、外泊も可能、3食の食事も提供されるという、ご相談者様に最適なサービス内容となっています。
また、入居費用についてはご入居者の一年間の収入に基づいて算出されるため、年金生活を送っている方でも問題なく入居することが可能となります。
当協会の身元保証の専門家がわかりやすくご説明したところ、契約内容と料金形態にご納得いただけましたので、ご契約の運びとなりました。
現在、ご相談者様はご希望通りの軽費老人ホームに入居され、自由で楽しい日々を送っているとのうれしいお電話を頂戴しました。